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手動シャッター

最終更新:2026年8月24日

手動シャッターは構造が単純で壊れにくく、停電時もそのまま使えます。
開閉の仕組みと操作の実際、電動を選ばないという判断について説明します。

結論:シャッターの費用はこの範囲です

商品代の目安

¥80,000〜180,000

1台あたり/工事費(人工)は別途

お手元のお見積もりがこの範囲を超えている場合は、内訳のご確認をおすすめします。

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シャッターの種類別・価格一覧

種類・仕様 商品代 工事費 参考総額 特徴
手動シャッター ¥60,000〜130,000 ¥20,000〜50,000 ¥80,000〜180,000 窓サイズ・仕様で変動
電動シャッター ¥130,000〜220,000 ¥30,000〜70,000 ¥160,000〜290,000 リモコン操作。配線工事が必要

※上記は一般的な価格目安です。建物状況・仕様・地域により変動します。

工事費について工事費は人工(1現場あたり)で発生します。上の表は1台あたりの目安で、実際のお見積もりは枚数・現場状況によって変わります。

手動シャッターは今も主流

窓シャッターというと電動を思い浮かべる方が増えましたが、実際に選ばれているのは手動のほうが多くあります。

理由は単純です。構造が単純で、壊れにくく、安いためです。

電動シャッターはモーターと制御基板を持ちます。可動する電気部品がある以上、いつかは故障します。手動シャッターにはそれがありません。バネと巻き取り軸だけの構造なので、故障する箇所がほとんどありません。

開閉の仕組み

手動シャッターは、シャッターボックスの中に 巻き取りシャフト と バネ が入っています。

シャッターを下ろすと、バネが巻かれてエネルギーが蓄えられます。上げるときは、そのバネの力がシャッターの重量を打ち消してくれます。

このため、シャッター本体の重量が20kg以上あっても、実際に必要な力は数kg程度で済みます。「重くて上がらない」ということは、正しく調整されていれば起きません。

逆に言えば、開閉が重く感じるときはバネの調整が狂っています。 力任せに操作せず、点検を依頼してください。

操作の実際

上げる(開ける)

窓を開け、シャッター下端の手掛けを持って持ち上げます。腰高窓なら片手でも上がります。掃き出し窓は両手を使うほうが安定します。

上げきると、そのままの位置で止まります。

下ろす(閉める)

下端を持って引き下ろします。バネの力に逆らうため、上げるときより力が要りますが、体重をかければ済む程度です。

一番下まで下ろすと、床面に接地します。

途中で止める

多くの手動シャッターは、任意の位置で止められます。半分だけ下ろして日射を遮る、といった使い方ができます。

ただし製品によっては、途中停止が想定されていないものもあります。

掃き出し窓の手動は重いか

「掃き出し窓に手動は重いのではないか」というご質問をよくいただきます。

正しく調整されていれば、腰高窓と大きくは変わりません。 バネがシャッターの重量に合わせて設定されているためです。

ただし、次の場合は負担を感じることがあります。

  • 幅2.5m以上の大きな開口部
  • 腰をかがめた姿勢での操作が続く場合
  • 毎日、朝晩の2回以上開け閉めする場合

体への負担が気になる場合は、実物を操作させてもらうことをおすすめします。ショールームがあるメーカーもあります。

施錠と防犯性

手動シャッターには、下ろした状態で固定するための ロック機構 があります。方式は製品によって分かれます。

  • 内部ロック — 室内側から施錠する。外からは操作できません
  • オートロック — 下ろしきると自動で固定される
  • 鍵付き — 鍵で施錠する

防犯を目的にする場合は、下ろしただけで持ち上げられない状態になるかを確認してください。ロックがない製品では、外から持ち上げられてしまいます。

なお、シャッターの防犯効果は「侵入に時間がかかる」ことにあります。破壊できないわけではありません。ただし、シャッターをこじ開けるには工具と時間と音が必要になるため、侵入をあきらめさせる効果が期待できます。

電動を選ばないという判断

次の場合、手動で十分です。

開け閉めの頻度が低い窓

台風のときだけ、防犯のために夜だけ、といった使い方であれば、手動の操作は負担になりません。

電源が遠い窓

電動にすると電源工事が必要です。配線工事に50,000円以上かかるなら、その予算を別の窓のシャッターに回したほうが目的にかないます。

停電時の確実性を重視する場合

手動シャッターは電気を使いません。台風で停電しても、いつもどおり操作できます。

長く使いたい場合

電動シャッターのモーターは10年から15年で寿命を迎えます。交換に50,000円から150,000円かかります。手動にはこの費用がありません。

手動と電動の価格差

窓のサイズ手動の総額電動の総額差額
腰高窓80,000〜140,000円150,000〜250,000円約70,000〜110,000円
掃き出し窓105,000〜180,000円185,000〜300,000円約80,000〜120,000円

※一般的な価格帯の目安です。電源工事が必要な場合は、電動にさらに加算されます。

この差額があれば、手動シャッターをもう1台付けられます。 予算に限りがある場合、「1台を電動にする」より「2台を手動にする」ほうが、防犯という目的には効いてきます。

手動と電動を組み合わせる

すべてを同じ仕様にする必要はありません。

  • リビングの掃き出し窓(毎日使う・大きい)→ 電動
  • 寝室の腰高窓(夜だけ閉める)→ 手動
  • 2階の窓(台風のときだけ)→ 手動

このような組み合わせが、費用と使い勝手のバランスが取れます。

窓ごとに使い方を書き出してみると、電動が必要な窓は思ったより少ないことが多くあります。

メンテナンス

手動シャッターは故障が少ないものの、無点検で良いわけではありません。

日常的にできること

  • 下部レールに落ち葉や砂が溜まっていないか見る(溜まると開閉が重くなります)
  • 開閉時に金属のこすれる音がしないか気にかける
  • スラット(羽根)に大きな凹みがないか確認する

専門業者に頼むこと

  • レールとシャフトの注油
  • バネの張力調整
  • 取り付け金具の緩みの確認

開閉が重くなってきたら、バネの調整時期です。 力任せに操作すると、シャッター本体や取り付け部を傷めます。

バネの調整は、強い力がかかった状態の部品を扱う作業です。自分で分解するのは危険なため、業者に依頼してください。

耐用年数の目安 は15年から25年です。電動と違ってモーターの寿命に縛られないため、本体が傷むまで使えます。

保証

当社では、取り付け後 3年間の保証 をお付けしています。保証期間内の調整は無償で対応します。

台風による飛来物の衝突など、外部要因による損傷は保証の対象外となりますが、修理での対応が可能です。

ご相談

窓の大きさと使い方を伺えば、手動と電動のどちらが適しているかをご提案できます。「電動にすべきか迷っている」という段階でのご相談で構いません。

すでにお見積もりが出ている場合は、その内容の確認だけでも承ります。見積書の写真を送っていただければ、金額の位置づけをお伝えします。

防犯対策としてまとめて依頼される組み合わせ

侵入経路の大半は窓です。窓まわりを一度に対策すると、弱い箇所を残さずに済みます。

まとめてのご依頼は、1回のお見積もりで対応します。組み合わせに決まりはありませんので、必要なものだけお知らせください。

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