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網戸

最終更新:2026年8月24日

新築の戸建てでは、網戸が標準仕様に含まれていないことがよくあります。
種類の選び方から費用の目安、依頼先による金額の違いまでを、順を追って説明します。

結論:網戸の費用はこの範囲です

工事総額の目安

¥70,000〜125,000

商品代・工事費・出張費込み(1現場あたり)

お手元のお見積もりがこの範囲を超えている場合は、内訳のご確認をおすすめします。

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網戸の種類別・価格一覧

種類・仕様 商品代 工事費 参考総額 特徴
標準網戸(引違い) ¥5,500〜15,000 ¥4,000〜8,000 ¥9,500〜23,000 卸価格。工事費(人工)は別途かかります
ロール網戸(縦引き) ¥18,000〜30,000 ¥5,000〜9,000 ¥23,000〜39,000 玄関・勝手口向け。使わない時は収納できる
アコーディオン網戸 ¥22,000〜38,000 ¥6,000〜11,000 ¥28,000〜49,000 大開口の掃き出し窓・玄関に対応
網の張り替えのみ ¥1,500〜4,000 ¥1,500〜3,000 ¥3,000〜7,000 枠が使える場合。ペット対応網は割増

※上記は一般的な価格目安です。建物状況・仕様・地域により変動します。

工事費について工事費は人工(1現場あたり)で発生します。上の表は1枚あたりの目安で、実際のお見積もりは枚数・現場状況によって変わります。

網戸は標準仕様に入っていないことが多い

新築の戸建て、特に建売住宅では、網戸が標準仕様に含まれていないことがよくあります。窓のサッシは付いていても、網戸だけが別料金というケースです。

これは手抜きではなく、住宅の販売価格を抑えるための一般的な仕様です。網戸は入居後でも取り付けられるため、標準から外して本体価格を下げ、必要な人だけがオプションで追加する形になっています。

問題は、多くの方がこのことに引き渡しの直前まで気づかないことです。夏場の引き渡しで網戸がないと、窓を開けられないまま数週間を過ごすことになります。

網戸の種類

引違い網戸

最も一般的な、左右にスライドさせるタイプです。掃き出し窓や腰高窓など、引き違いのサッシに付きます。戸建て1棟に入る網戸のほとんどはこの形式です。

構造が単純で部品点数が少ないため、価格も抑えられます。特別な理由がなければ、この標準的な引違い網戸で問題ありません。

横引きロール網戸

使わないときは、ロールスクリーンのように左右に収納できるタイプです。玄関の引き戸や、大きな開口部に使われます。

網が常に見えている状態にならないため、外観がすっきりします。ただし部品が多く、引違い網戸の2倍前後の価格になります。

縦引き(上げ下げ)ロール網戸

上下に開閉するタイプです。使わないときは上部に収納されます。勝手口のドアや、上げ下げ窓に使われます。

開き網戸

ドアのように手前に開くタイプです。玄関ドアや勝手口ドアなど、開き戸に取り付けます。

すべり出し窓用の網戸

浴室やトイレによく使われる、外側に押し出して開ける窓の網戸です。窓の内側に固定する形になります。

網戸のネット(張り地)の種類

網戸の枠は同じでも、張ってあるネットには種類があります。

ネットの種類特徴向いている場所
標準(18メッシュ)一般的な網目。価格が最も安い通常の居室
24メッシュ網目が細かく、小さな虫が入りにくい水辺・田畑の近く
ペット用太い糸で破れにくい犬・猫のいる家
花粉・PM2.5対応微粒子を捕集する。通気性はやや落ちる花粉症の方がいる家
ステンレス破れにくく劣化しにくい。価格は高い防犯を意識する窓

すべての窓を高機能なネットにする必要はありません。使い方に合わせて、必要な窓だけ変えるほうが費用対効果は高くなります。

費用の考え方

網戸の費用は、商品代と工事費に分かれます。

商品代は1枚あたり5,500円から15,000円が目安です。サイズと種類で変わり、標準的な引違い網戸なら下限に近く、ロール網戸や特殊なサイズになると上がります。

工事費は「人工(にんく)」という単位で計算されます。職人が1日その現場に入るための費用で、1枚だけの工事でも1現場分がかかります。このため、1枚あたりの単価は、まとめて依頼するほど下がります。

実際の工事では、戸建て1棟分(15枚前後)で70,000円から125,000円が総額の目安になります。

金額の内訳や、枚数ごとの目安は費用のページで詳しく扱っています。

いつ頼むのが適切か

引き渡しの1か月から2か月前が目安です。

引き渡し前に採寸まで済ませておくと、引き渡し当日か翌日には取り付けが完了します。逆に引き渡し後に慌てて手配すると、業者の空きによっては数週間待つことになります。

夏場に引き渡しを受ける場合は、優先度がさらに上がります。網戸がないと窓を開けられず、エアコンだけで過ごすことになります。

依頼先で金額は変わる

網戸の取り付けは、次のいずれかに頼むことになります。

  • ハウスメーカー・工務店のオプション工事
  • 販売会社が紹介するオプション工事会社
  • 網戸を専門に扱う施工会社に直接依頼
  • ホームセンターやネット通販で購入し、自分で取り付け

工事の内容自体はどこに頼んでも大きく変わりません。使う商品も同じメーカーのものになることがほとんどです。

差が出るのは金額です。ハウスメーカー経由の場合、実際に施工するのは下請けの専門業者で、そこに販売会社の取り分が上乗せされます。同じ工事でも、直接依頼した場合より高くなるのはこのためです。

ただし、ハウスメーカー経由には窓口が一つで済むという利点があります。入居前後は決めることが多く、手間を減らすことに価値を感じる方もいます。金額だけで決める必要はありません。

具体的な金額の差は、依頼先の比較ページで実際の数字を並べています。

自分で取り付ける場合

網戸は、既製品を買って自分で取り付けることもできます。ホームセンターで規格サイズのものが数千円から手に入ります。

ただし、次の点は確認が必要です。

  • サッシのメーカーと型番によって、レールの形状と網戸の寸法が異なる
  • 既製品で合うのは規格サイズの窓のみで、それ以外は特注になる
  • 2階以上の窓は、外側からの作業が必要になる場合がある
  • 網戸の重量は1枚あたり2〜4kg程度あり、高所での取り回しは危険を伴う

1枚か2枚で、1階の標準的な窓であれば、自分で対応する選択肢はあります。棟全体となると、採寸の手間と失敗したときの買い直しを考えると、まとめて依頼したほうが結果的に安く済むことが多くなります。

よくある失敗

引き渡し直前まで気づかない

最も多いケースです。契約時の仕様書は細かく、網戸が含まれているかどうかまで確認しないまま進んでしまいます。引き渡しの1〜2か月前に、一度仕様書を見直しておくことをおすすめします。

枚数が合っていない

見積もりの枚数と、実際に必要な枚数が合わないことがあります。浴室やトイレの小窓、勝手口、FIX窓(開かない窓)は数え間違えやすい箇所です。

FIX窓には網戸は付きません。開かない窓なので必要がないためです。見積もりに入っていたら、確認したほうがよい項目です。

網戸だけを後から追加して割高になる

他の工事と一緒に頼めば1回で済む工事費が、後から網戸だけを追加すると、もう一度1現場分かかります。カーテンレールやアンテナなど、他にも工事の予定があるなら、同じタイミングでまとめたほうが総額は下がります。

お手元のお見積もりの確認だけでも承ります

すでにハウスメーカーや工務店からお見積もりが出ている場合、その金額が妥当かどうかの確認だけでもご相談いただけます。

見積書の写真を送っていただければ、内訳の見方と、金額の位置づけをお伝えします。その結果「今の見積もりで問題ない」という判断になっても構いません。

網戸について、さらに詳しく

新築でまとめて依頼される定番の組み合わせ

引き渡し前に一度で済ませる方が多い3点です。1回の訪問でまとめて施工できるため、別々に頼むより総額を抑えられます。

まとめてのご依頼は、1回のお見積もりで対応します。組み合わせに決まりはありませんので、必要なものだけお知らせください。

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